世捨て人の雑感

岩手県北部のことを中心に、漆芸、郷土史、書籍のことなど綴ります。

塗らずして、漆のアクセサリーを作ってみませんか

2018.04.18

塗らずして、漆のアクセサリーを作ってみませんか?

二戸在住のアクセサリー作家mericoこと柴田恵理子さんの体験コーナー「漆でアクセサリーを作ろう」では、既に固まっている漆の膜を使ってアクセサリーが作れます。

滴生舎ブログ↓
http://urushi-joboji.com/blog/889

G.W.のイベントで、4/28(土)と4/30(月)の2日間限定!
同日に、漆塗りや絵付けの体験もありますし、滴生舎には珍しく、小腹を満たす屋台も登場です!
お楽しみに!

アクセサリーの体験は予約が必要なコーナーです。
滴生舎への電話・FAX・メールで受け付けております!

滴生舎メール tekiseisya@urushi-joboji.com

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骨董 浄法寺モノ

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浄法寺漆器の話題

浄法寺漆器の話題が毎日新聞に掲載されていました。

フレンチとのコラボらしいです。

ちょっと前の話題ですが、備忘録の意味で書き留めます。

youtubeに内容をアップしましたのでご覧ください。

そして、若手の漆芸家を応援してください。

https://www.youtube.com/user/airinjuku



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不思議な刃物

安比川流域の某所から出てきました。

錆び漆で補修してあります。

用途は解りません。

藁細工に使うものでしょうか。

もしかしたら、漆掻きに使ったものかも。

江戸期に、浄法寺地方で漆掻きに使った道具は分らないんです。

同じような道具は、その業界に残っていると予想します。

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古代の漆文化

 浄法寺地域周辺では、古来より浄法寺の一地域と見られていた岩手県八幡平市(旧安代町曲田遺跡)で縄文時代後期の漆壺土器が出土しています。曲田遺跡は安比川流域で古代より同一圏域と考えられている地域です。
 一方、浄法寺を流れる安比川下流域の青森県八戸市では是川遺跡をはじめとして多くの遺跡から、他地域を圧倒する数の漆芸品が出土しています。これらの事実は何を物語るのでしょうか。
 
 中世以降の資料によれば、浄法寺を含む二戸地方が隣接する九戸、三戸、鹿角などに比べて特段に漆の木の生育に適した地域であり、国内においても特別な地域であったことが立証されています。日本の北緯40度の安比川流域一帯は、悠久の昔から漆という植物によって日本の縄文文化を支えたのかもしれません。

 そうすると、平泉の藤原氏が古代豪族の安部氏の血を受け継ぎ黄金文化を創った背景には、浄法寺地方の漆があったという説も現実味を帯びてくるのです。近年の調査で、安部一族の古来の本拠地は安比川流域であり、「天台寺」創建や「安比」地名の由来に関連付ける説が提唱されています。

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鳥越の竹細工

 県北地方の竹細工の有名なのは、一戸町の鳥越である。ここには次のような伝説がある。それによると、このむらの鳥越観音を開いた慈覚大師が、大同二年に諸国行脚の途中に、鳥越山に住む大白蛇退治して、里人の難儀を救ったとき、その白蛇の輝く鱗から思いついて、竹の編み方を工夫し、それを里人に伝授したといわれている。

 この鳥越のほかに近在には、尻子内、夏間木、似鳥、下斗米などの村むらも竹細工をやっている。この地方一帯にこのような竹細工の村が多いことは、この地方特有のスズタケが山に自生しているからである。藩政時代にも南部特産の竹細工として、この地方の竹細工が知られていた。明治になってから、改良を加えて販路も関東から北海道に及ぶようになり、昭和になってからは、豊富な高地の根曲竹を利用して、小物ばかりでなく家具まで製作するようになり、その販路も年と共に増加し、国内はもちろんのこと、現在では国外からの注文もあって、その求めに応じかねている、という状況にある。

 スズタケは、むらの周辺の山から刈り取ることができる。夏竹は中土用から二十日間くらい刈り取る。また、編み竹は秋竹とも言っているが、これは十月から四月までの間に刈り取る。縁にする唐竹はよそから移入しなければならない。スズタケは六百本を一把とするが、一日に二把ぐらい刈り取ることができる。

 夏間木に電灯が入ったのは昭和二十年ごろのことで、そのころは、小割にした松の根を焚いて明かりとして、一軒の家で六人も七人も竹細工をやったというところもあった。家々では、夕飯が済むと煙草を吸う暇を惜しんで仕事をした。子供も小学校の三年生くらいになると竹細工を始めたものだった。つくる物は、行李かごとかざるの類、腰に縛りつけたり背負ったりする「かっこべ」などいずれも、家庭内とか農作業など、どこの農家でも毎日使う物ばかりだった。

 九戸の瀬月内川のほとりに生えているニガタケを利用して、ざるをつくっているむらがある。冬期間には八升くらい入る小ざる、二斗くらい入る中ざる、三斗くらい入る大ざると、千石つくり、夏には稗通しをつくっている。竹を取るのは十一月ごろで、一昼夜水に浸し、小刀で肉をとって使うのだが、今は機械で取るようになった。

 以上のような竹細工は、軽米とか福岡の市日に背負って行くと、仲買人がいて買い取ってくれた。竹細工は耕地の少ない山村のしごとであった。

 以上、高橋九一「村の生活史」から引用
 
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