浄法寺冷麺
久しぶりに食べました。
やっぱり美味かったです。
偶然にも近所の人と遭遇。
できれば地元でも復活して欲しいものです。

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浄法寺の漆芸は天台寺とつながる
また鎌倉期と推定される舞楽面が伝わり、長胴太鼓は元中9年(1392)に最初の修理が行われていることから鎌倉期のものであることは確実で、外装が弁柄漆で塗装されています。少なくても鎌倉期には地元の漆を使った漆器が製作されていると考えられるのです。
現在残されている「浄法寺」と思われる古漆器は、確実に室町期に遡ることができます。室町末期から江戸初期には確実に全国に知られていました。たとえば、江戸初期にも尾張徳川家で南部藩(盛岡藩)に箔椀の発注をしていることなどが記録に残っています。
南部藩は「漆」関連の産業を藩の統制品として、自由に作ることを認めなかったために加賀の輪島などのように栄えることはありませんでした。質素な飾り気のない漆器を浄法寺で作り、箔椀の箔を貼る作業は盛岡で行っていたようです。そうした中で、浄法寺の塗師たちは稚拙と表現される独特の「浄法寺漆絵」を描くようになりました。骨董の世界では「浄法寺もの」として珍重されている品々です。
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奥南落穂集の浄法寺氏
浄法寺氏の祖は桓武平氏秩父流畠山氏、畠山重忠の三男、阿闍梨重慶が祖と伝わっている。
重慶ほかの畠山氏については、二戸浄法寺を始め、秩父地方、能登地方など各地に伝説が残る。
『奥南落穂集』によれば、
畠山庄司次郎重忠三男出家、大夫房阿闍梨重慶、奥州二戸郡浄法寺ニ住シ、 父重忠依讒討死。両兄共殺害ヲ憤リ兵ヲ起スノ企アルヨリ、鎌倉ノ命ニヨリ長沼五郎宗政討手トシ来リ。重慶誅セラレ其の男幼弱、民間ニ潜シ、 後浄法寺太郎重基トイフ。夫々住居シテ近村ヲ従ヒ一家ヲナセリ。 南部守行公ニ応永ノ頃ヨリ従ヒ、軍功アリ。信直公御大、5千石ヲ領シ、 浄法寺修理重安、九戸攻ニ功アリ、帯刀ト改ム。
とある。
畠山重忠の三男重慶が出家し、奥州二戸郡に住んでいた。
父重忠が非業の死を遂げたので、敵討ちをしようとしたが、鎌倉からの刺客ににより討たれた。
重慶も子は幼いので、民間に隠れ、成長後は浄法寺太郎重基と名乗った。
代々浄法寺に居住し、応永年間に年間に南部守行に従い軍功があった。
南部信直の頃には、五千石を領し浄法寺修理重安となのる。
九戸責めに功績があり、帯刀と改めた。
南部氏の客将として、五奉行に数えられていたが、九戸一揆の数年後に領地が没収されるのであった。
しかし、当時の南部藩にとっては大事件だったはずの浄法寺一族の領地没収は、なぜか詳しい資料が残っていない。
不思議である。

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不思議な刃物
錆び漆で補修してあります。
用途は解りません。
藁細工に使うものでしょうか。
もしかしたら、漆掻きに使ったものかも。
江戸期に、浄法寺地方で漆掻きに使った道具は分らないんです。
同じような道具は、その業界に残っていると予想します。

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古代の漆文化
一方、浄法寺を流れる安比川下流域の青森県八戸市では是川遺跡をはじめとして多くの遺跡から、他地域を圧倒する数の漆芸品が出土しています。これらの事実は何を物語るのでしょうか。
中世以降の資料によれば、浄法寺を含む二戸地方が隣接する九戸、三戸、鹿角などに比べて特段に漆の木の生育に適した地域であり、国内においても特別な地域であったことが立証されています。日本の北緯40度の安比川流域一帯は、悠久の昔から漆という植物によって日本の縄文文化を支えたのかもしれません。
そうすると、平泉の藤原氏が古代豪族の安部氏の血を受け継ぎ黄金文化を創った背景には、浄法寺地方の漆があったという説も現実味を帯びてくるのです。近年の調査で、安部一族の古来の本拠地は安比川流域であり、「天台寺」創建や「安比」地名の由来に関連付ける説が提唱されています。
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鳥越の竹細工
この鳥越のほかに近在には、尻子内、夏間木、似鳥、下斗米などの村むらも竹細工をやっている。この地方一帯にこのような竹細工の村が多いことは、この地方特有のスズタケが山に自生しているからである。藩政時代にも南部特産の竹細工として、この地方の竹細工が知られていた。明治になってから、改良を加えて販路も関東から北海道に及ぶようになり、昭和になってからは、豊富な高地の根曲竹を利用して、小物ばかりでなく家具まで製作するようになり、その販路も年と共に増加し、国内はもちろんのこと、現在では国外からの注文もあって、その求めに応じかねている、という状況にある。
スズタケは、むらの周辺の山から刈り取ることができる。夏竹は中土用から二十日間くらい刈り取る。また、編み竹は秋竹とも言っているが、これは十月から四月までの間に刈り取る。縁にする唐竹はよそから移入しなければならない。スズタケは六百本を一把とするが、一日に二把ぐらい刈り取ることができる。
夏間木に電灯が入ったのは昭和二十年ごろのことで、そのころは、小割にした松の根を焚いて明かりとして、一軒の家で六人も七人も竹細工をやったというところもあった。家々では、夕飯が済むと煙草を吸う暇を惜しんで仕事をした。子供も小学校の三年生くらいになると竹細工を始めたものだった。つくる物は、行李かごとかざるの類、腰に縛りつけたり背負ったりする「かっこべ」などいずれも、家庭内とか農作業など、どこの農家でも毎日使う物ばかりだった。
九戸の瀬月内川のほとりに生えているニガタケを利用して、ざるをつくっているむらがある。冬期間には八升くらい入る小ざる、二斗くらい入る中ざる、三斗くらい入る大ざると、千石つくり、夏には稗通しをつくっている。竹を取るのは十一月ごろで、一昼夜水に浸し、小刀で肉をとって使うのだが、今は機械で取るようになった。
以上のような竹細工は、軽米とか福岡の市日に背負って行くと、仲買人がいて買い取ってくれた。竹細工は耕地の少ない山村のしごとであった。
以上、高橋九一「村の生活史」から引用

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昭和20年代は20トン
平安期の延喜式には、上総、上野、越前、能登、越中、越後、丹波、丹後、但馬、因幡、備中、備後、筑前、筑後、豊後の十五カ国が挙げられている。
寛永年間の「毛吹草」によれば、大和、上野、下野、周防、陸奥、出羽、越後、備中の八カ国が自国の特産品としている。
また、宝永五年の大和本草目録、正徳三年の和漢三才図会、享保十二年の諸国名物往来などでも、全国各地で相当量の漆が産出されていることが判る。
その後の文献では、明治四十年に刊行された「実験応用通俗産業叢書」には、江戸時代末期の産地と思われる地域が掲げられている。
東北地方 陸奥南津軽 陸奥二戸 羽後山本 羽前南村山 岩代会津
関東地方 常陸那珂 下野那須 上野南甘楽 武蔵秩父 相模足柄 甲斐南巨摩
北陸地方 越後岩舟 信濃下伊那 越中砺波 加賀石川 能登鳳至 越前今立
中部地方 三河南設楽 美濃郡上 飛騨吉城
関西地方 紀伊那賀 丹波 因幡智頭 備中川上 吉野
四国地方 阿波美馬 安芸高田 伊予宇摩
九州地方 日向北諸県 薩摩鹿児島
以上のように漆の産地が掲げられているが、その他の地方でも各地で生産が行われた。藩政時代からの保護政策の遺産とも言える。
明治五年の「うるしのこしらへ」によると、越前、大和吉野、岩代会津、羽前米沢、最上、山形、陸中南部、陸奥福岡などが名産地で、特に越前は古来より漆採取の生業にくわしく、近年まで各地で掻き手は越前から招いたと書かれている。
明治十六年に刊行された「大阪商業習慣録」によれば、「漆の産地は三奥を最上最多とし、越後が之に亜ぎ、越前又之に続く。且つ関東にては野州、常州を最多とせり。元来、今を距たる百年以前は越前の産は殊に多く、今も越前の人諸州の山々に入り、之を製造して四方に販売するもの多し」と書かれている。三奥とは奥羽、出羽のことである。
漆の産地分布をみると、平安時代頃は関西、九州地方に多かったが、次第に北上して、十七世紀ころから関東、東北地方に拡がり、明治以降は東北地方、北陸地方に主産地が移行した。大正時代の主産地といえば、青森、岩手、山形、栃木、茨城、新潟、石川などとなる.
昭和に入ってからは、政府が生産を奨励したこともあり、東北地方では秋田、宮城が加わり、北陸では福井、中国地方では岡山、鳥取名ぢが主要産地となる。
昭和二十二年の生産量は五千二百二十六貫であり、 岩手、青森で二千六百貫となっている。
http://www.airinjuku.com/joboji/joboji-hidehira/rekishi-top.html

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千葉県に嫁ぎます
地元で使われていたものです。
程度も良く残っていました。
塗りなおそうかと思いましたが、このままでも使えます。
毎日水で濡らして、乾いた布で拭いてください。
100年後でも使って欲しい器です。
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蕎麦猪口は江戸の風景
その時は、何とも思わなかったのですが、今は奥の深い言葉だと感じています。
日本が漫画天国になるのも分ります。
そんなことを思いながら、蕎麦猪口を集めてます。
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写楽
調べたといっても、これまで発行された本を読んだだけです。
結論は・・・・・。
やっぱり斉藤十郎兵衛ですかね。
未だ読んでいない本を見つけたので、ヤフオクで入札。
岩手の田舎で本を探そうと思えば、やっぱりインターネットになります。
読書は本当に面白いです。
本屋さん、頑張りましょう!
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