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長慶天皇の伝説が残る馬淵川流域

 長慶天皇が亡くなったのは45歳だったといわれます。その御陵は長谷寺の「有末光塚」に作られます。位牌は火災により焼失し、延亨2年(1745)に再建されました。
長慶天皇に遺品は応永年間(1394年から1428年)に、どうした理由か不明ですが櫛引八幡宮に移されます。八戸南部家の家臣立花四郎が長慶天皇より拝領し、その子孫の時代に長谷寺恵光院の関係者が櫛引八幡宮に奉納したとも伝わります。

八戸南部家の勢力圏に「ナニャドヤラという不思議」な歌が伝わります。別名を「南部の猫歌」とも呼ばれます。一戸町出身の神学博士・川守田英二はヘブライ語説、言語学者の金田一京助は方言説、柳田国男は恋歌説が唱えます。

新郷村史では弔いの歌であるとしています。長慶天皇が長谷寺に潜幸した際、梵語で「ここしか住むところがない」という気持ちを詠んだものともいわれます。この弔いの歌が、「ニャンニャン」と聞こえたため南部の猫歌と呼ばれました。この猫歌が盆に謳われるようになり、馬淵川流域を代表する盆踊りの歌となったと言います。

長慶天皇の病状が悪化し、側近の6名が月山大権現の断食祈願を行いますが、天皇は崩御してしまいました。6名は天皇の崩御に殉じます。地元の人々は、長慶天皇と殉職した側近の霊を慰めるために「ナニャドヤラ」を歌うようになったということです。

https://airinjuku.jp/kikou/kikou.html

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行軍が年中行事に

 昭和36年の夏以来、なかなか出場できない野球部を奮い立たせようと応援団幹事が音頭を取り、盛岡まで歩いて応援に行く事となった。野球部と苦しさを分かち合うために始める。 昭和49年の事である。

 以来、有志に受け継がれている。しかし、この時に新しく始めたわけではなく、かつての応援団有志が「福中の優勝間違いなし」と言われた昭和14年に、地元開催(岩手県盛岡市)の会場まで、電車や自転車、徒歩などで球場入りしたとの伝説を復活したものである。

 戦後も、思い出したように歩いて球場入りをしたようだ。盛岡まで距離にして約80キロぐらい。初戦が紫波とか花巻の球場だったなら100km以上の行軍になる。

 昭和の時代は、初戦の二日前に出発するのが慣例であった。正門前で「遠征歌」を歌い、生徒有志からの見送りを受ける。建前上は学校非公認の行動であるので、教職員からは歓迎されない。(現在はどうか分からない) 

 しかし、がんばれと言って差し入れをしてくれる先生もいる。到着は約24時間後。数時間の仮眠をとっただけで15時間以上歩くことになる。到着と同時に「凱歌」を歌うl旧制中学時代の大先輩がいたことを覚えている。先輩方も待っていてくれて一緒に歌うことが多い。

 かつては、学校非公認の行事であり、参加した者は停学処分になったが、これまで学校側が阻止に出たことは一度もない。近年は学校公認の行事となり、校長以下の教職員、生徒の見送りを受けて出発する。(羨ましい)

 昭和55年当時、本校卒業生の漫画家(漫画協会会長、絵本作家などでも有名)馬場のぼる先輩が「暑中行軍」と名付けた。当時の人気漫画「ドカベン」に出てくる、岩手代表の弁慶高校は、盛岡一高がモデルであるが、一部本校の行軍にヒントを得て書かれたと言われている。


 当人たちは、さして深く考えず、野球部にもがんばらせるかぐらいの気持ちで始め、現在みたいに計画的に歩くのではなく、無計画、行き当たりばったりの行動だった。球場について試合直前に生徒会担当の西堀先生にえらく大目玉をくった。しかし怒りかたにいつもの迫力がなく、先生も内心はよろこんで応援してたらしい。
 その後、横山校長に謝りに行ったら、「なに、怪我がなければよろしい」ということで、「今の若者の中でこのくらいのことができるのは、福高の応援団ぐらいだ」とお褒めの言葉をいただいた。(昭和50年ごろの参加者) 

https://airinjuku.jp/nekkyo/nekkyo-top.html

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カシオペア歴史研究所

Author:カシオペア歴史研究所
世捨て人です。人生も半分以上が経過しました。これまでの書き留めたこと、地域のこと、日本のことなどを、勝手に思いつくまま書いています。コメント歓迎。批判も大歓迎です。

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